三現主義

私は自他ともに認める「三現主義者」で、様々な課題を克服する際やそのヒントを見つける時には必ず現場へ出向き、現場のオペレーションを見直したり、現場のスタッフに現状を尋ねたり、今ある自分の考えを聞いて貰ったりしてきました。

三現主義とは「現場に行き、現物を見て、現実(事実)に即して判断する」という問題解決・改善の基本姿勢を指し、製造業や品質管理、経営などで重視される考え方をいいます。

正に「現場は嘘をつかない」ことから、私は現場での情報収集が経営者にとって一番重要な仕事のひとつだと考えています。

社長がたまに現場を訪れてもなかなか本音は聞けませんが、学ぶ姿勢で定期的に現場へ足を運び、現場のスタッフと共に考えて行くうちに本音の本音を聞くことができるようになってきます。最終的に「また来てください!」といって貰えればかならず現場は改善されて行き、結果として経営も改善されます。

本日S社さまへ伺って参りました。目的は品質の向上を行う為のオペレーション改善でした。

初めてS社さまの工場へ直接ご指導を申し上げましたが、帰り際にパートさんから「また来てください。もっと色々と教えてください」とお声がけを頂きました。経営者やコンサルタントは如何に現場をその気にさせるかが改善の第一歩であると改めて思いました。

現場改善時に衿が折れて仕上がっているワイシャツを発見。現場のパートさん曰く「これはカックンです!」と。(不良品にネーミングがついていることに驚きました)これまで現場では「良品」としてそのまま店舗に納めていましたが、工程改善をご指導申し上げたところものの見事に「カックン」はいなくなりました(笑)。衿はワイシャツにとっては命ですから。